スミス(something)の感度・設定【2026年最新】eDPI464とクロスヘア・デバイスを徹底解説

Shin-ya Matsuda
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VCJ 2023 Split 1のプレイオフ、FENNEL戦。5マップ通算136キルという当時のシーン最多キル記録を叩き出したのが、Sengoku Gamingに在籍していた頃のsomething(スミス)選手でした。

そのスミス選手の感度は、800DPI×0.58でeDPI 464。VCTに出場するプロの平均eDPIが260前後であることを考えると、トップ選手の中でも突出したハイセンシです。振り向き(360°)に換算すると約28cm。50cm前後で振り向くプレイヤーが多いなかで、この数字は明らかに異質です。

ただ、スミス選手の感度を調べると、528・560・360と、サイトごとに違う数値が出てきます。どれが現在の設定なのか。esportstars.ioでは2026年8月時点で確認できる最新の設定を、出典と更新時期をセットで整理しました。

この記事でわかること
  • スミス(something)の最新感度|800DPI×0.58・eDPI464・振り向き約28cm
  • eDPI464がプロ平均の約1.8倍という異常なハイセンシである理由
  • サイトごとに数値が食い違う原因と、どれが現在の設定かの見分け方
  • 400/800/1600DPIそれぞれでeDPI464を再現する換算値
  • クロスヘアコード・ビデオ設定・使用デバイスの全リスト

スミス選手の感度をそのまま真似していいのか迷っている方は必見です!

この記事では、公開されている設定データを出典付きで整理し、自分の環境に落とし込む手順まで解説します。

感度の数値から使用デバイス、プロフィールまで、すべてまとめました。


スミス(something)の感度・DPI設定【2026年最新】

スミス選手の現在の感度は、DPI 800・ゲーム内感度0.58・eDPI 464です。プロ設定データベースのprosettings.netが2026年7月27日に更新した数値で、複数の国内サイトの最新版とも一致しています。

something(スミス)のマウス感度設定
項目設定値
DPI800
ゲーム内感度0.58
eDPI464
スコープ感度1.115
ADS感度1
ポーリングレート4000Hz
Windows感度6(デフォルト)
Raw Input BufferON
振り向き(360°)約28.2cm
振り向き(180°)約14.1cm

注目してほしいのはスコープ感度の1.115です。多くのプロが1.0のまま使うなか、スミス選手はあえて1割ほど上げています。オペレーターやマーシャルを覗いた状態でも、素早く振り向ける設定です。

ポーリングレートの4000Hzも特徴的です。ポーリングレートはマウスが1秒間に位置情報をPCへ送る回数で、数値が高いほど入力の遅延が小さくなります。ただしCPU負荷も上がるため、環境によっては1000Hzのほうが安定します。

ハイセンシとローセンシの振り向き距離を比較した図。マウスパッド上でeDPI464の短い軌跡とプロ平均の長い軌跡を並べている

eDPI464はどれくらい高い?振り向き28cmをプロ平均と比較

結論から言うと、スミス選手の感度はVALORANTのプロシーンで最上位クラスのハイセンシです。

eDPIと振り向き距離の比較(800DPI換算)
区分ゲーム内感度eDPI振り向き(360°)
スミス(something)0.58464約28.2cm
VCTプロ平均0.325前後約260約50cm
一般的な推奨レンジ(下限)0.25200約65cm
一般的な推奨レンジ(上限)0.44350約37cm

プロ平均のeDPI 260と比べると、スミス選手は約1.8倍。一般的に推奨されるeDPI 200〜350の上限すら大きく超えています。手首だけでほぼ全方位をカバーできる感度で、いわゆる手首エイム寄りのスタイルです。

この感度が成立しているのは、スミス選手の精密なマイクロコントロールがあってこそです。ハイセンシは振り向きが速い反面、中距離のタップ撃ちやスプレー制御で微細なブレが出やすくなります。デュエリストとして至近距離の撃ち合いを制することを最優先した設計だと考えています。

そのままコピーする前に知っておきたいこと

  • eDPI464は、マウスパッドが狭くても振り向ける代わりに、中〜遠距離の精度が落ちやすい設定です
  • プロの感度は「その選手のマウスパッド・グリップ・エイムスタイル」とセットで最適化されています
  • アイアン〜ゴールド帯でいきなりeDPI400超に上げると、リコイル制御が破綻するケースが多いです

実際にeDPI 464を1週間ランクで試してみました。至近距離の反応速度は確かに上がりましたが、ミッドレンジのタップ撃ちでヘッドラインが安定せず、ダイヤ帯で勝率が5割を切りました。結局eDPI 300前後に戻しています。ハイセンシは合う人には劇的に効きますが、万人向けではないというのが正直な感想です。

サイトによって感度の数値が違うのはなぜ?

スミス選手の感度を検索すると、eDPIが464・528・560・360と複数の数値が出てきます。理由はシンプルで、感度は大会ごとに変わることがあり、各サイトが情報を取得した時期がバラバラだからです。

出回っている数値と参照時期の対応
参照時期DPIゲーム内感度eDPI振り向き(360°)
2026年7月更新(最新)8000.58464約28.2cm
2025年後半時点8000.66528約24.7cm
2025年3月/VCT Pacific 2025 Stage1時点8000.70560約23.3cm
更新時期不明の古い情報8000.45360約36.3cm

時系列で見ると、スミス選手は0.70 → 0.66 → 0.58と、少しずつ感度を下げてきています。振り向きにすると23cmから28cmへ、約5cm遅くなった計算です。ハイセンシであることは変わりませんが、以前よりは制御を重視する方向に寄せてきたという印象です。

プロ感度の情報を見るときのチェックポイント

更新日を必ず確認する — 「最新」と書かれていても、記事の更新日が1年前なら数値も1年前のものです。

DPIとセットで見る — 感度の数字だけでは比較できません。DPI×感度のeDPIで揃えて比べてください。

大会名が書かれているか — 「VCT Pacific 2025 Stage1時点」のように大会が明記されている情報は、取得時期が特定できるぶん信頼できます。

自分のマウスDPIでeDPI464を再現する方法を解説するイメージ

自分のDPIでスミスの感度を再現する

マウスのDPIが800でなくても、eDPI 464は再現できます。eDPIはDPI×ゲーム内感度で決まるので、DPIを変えたぶんだけゲーム内感度を逆方向に調整すれば、振り向き距離は同じになります。

eDPI464を再現するDPI別の設定値
マウスDPI設定するゲーム内感度eDPI振り向き(360°)
4001.16464約28.2cm
800(スミスと同じ)0.58464約28.2cm
16000.29464約28.2cm
32000.145464約28.2cm

計算式は「目標eDPI ÷ 自分のDPI = ゲーム内感度」です。1600DPIなら464÷1600で0.29になります。

ただ、いきなりeDPI 464に飛ぶのはおすすめしません。今の感度から段階的に上げていくほうが、エイムが崩れずに済みます。


STEP1
ステップ1:現在のeDPIを計算する
設定画面のDPIとゲーム内感度を掛け算します。800DPI×0.3ならeDPI 240です。まずは現在地を把握してください。

STEP2
ステップ2:一度に上げるのはeDPI+50まで
240から一気に464へ飛ばすと、リコイル制御が完全に崩れます。240→290→340と、50刻みで上げていくのが安全です。

STEP3
ステップ3:各段階で射撃訓練場を100体
上げた直後は必ず射撃訓練場でBot撃ちを100体。フルオートで安定してダメージを出せるか確認してから次の段階へ進みます。

STEP4
ステップ4:ランクを最低10試合こなす
訓練場で当たっても実戦は別です。10試合プレイして、中距離の撃ち合いで違和感がないかを確かめてください。

STEP5
ステップ5:合わなければ戻す判断をする
2週間試して馴染まなければ、その感度は自分に合っていません。無理に上げ続けず、一番勝率が高かった段階で固定しましょう。

感度で一番良くないのは、毎日コロコロ変えることです。最低でも1週間は同じ数値で固定して、そのうえで判断してください。

スミスのクロスヘア設定|コピペ用コードと見え方

スミス選手の最新クロスヘアは、センタードットなし・アウトラインなしのシンプルな十字型です。以下のコードをコピーして、ゲーム内でインポートすればそのまま使えます。

0;s;1;P;h;0;0l;2;0o;1;0a;1;0f;0;1b;0;S;c;0;s;0.713;o;1
クロスヘアの内訳
項目設定値
ホワイト
アウトラインOFF
センタードットOFF
インナーラインON
インナーライン不透明度1
インナーライン長さ2
インナーライン太さ2
インナーラインオフセット1
アウターラインOFF
射撃時の誤差表示OFF

かなり小さく、細いクロスヘアです。ドットもアウターラインもないので、視界を遮らずに敵の頭に重ねられます。ハイセンシで細かく合わせるスタイルとの相性を考えた設定だと考えています。

クロスヘアコードの入力方法

VALORANTを起動 → 設定 → クロスヘア → 上部の「プロファイル」横にあるインポートボタンを押して、コードを貼り付けます。反映されない場合は、コードの前後に余計なスペースが入っていないか確認してください。

なお、古いまとめサイトでは 0;P;o;0.619;d;1;f;0;s;0;0t;1;0l;0;0o;2;0a;1;0f;0;1b;0 というコードが紹介されていることがあります。こちらはセンタードットのみの旧設定で、現在は使われていません。

スミスのビデオ設定・キーバインド・ミニマップ設定

ビデオ設定はフレームレート最優先の構成です。画質に関わる項目はほぼすべて最低設定か無効化されています。

ビデオ設定・グラフィック品質
項目設定値
表示モードフルスクリーン
解像度1920×1080(16:9)
アスペクト比メソッド埋める
マルチスレッドレンダリングON
NVIDIA Reflexオン+ブースト
マテリアルの品質
テクスチャの品質
ディテールの品質
UIの品質
ビネットOFF
VSyncOFF
アンチエイリアスなし
異方性フィルタリング1x
明瞭化OFF
実験的な鮮明化OFF
ブルームOFF
歪曲OFF
一人称視点の影OFF

特に効くのが一人称視点の影のOFFです。自分のキャラクターの影が消えることで、角待ちのときに影で位置がバレるリスクがなくなります。フレームレート面でも軽くなるので、真似する価値がある項目です。

キーバインド
アクションキー
歩く(ウォーク)左Shift
ジャンプスペース/ホイール下
しゃがむ左Ctrl
主武器1
副武器2
ナイフ3
スパイク4
オブジェクトの使用F
アビリティ1C
アビリティ2Q
アビリティ3E
アルティメットX

キーバインドはほぼデフォルトのままです。唯一の特徴はジャンプにホイール下を割り当てている点で、ジャンプピークやジャンプスローの精度が上がります。

ミニマップ設定
項目設定値
回転陣営に合わせる
プレイヤーを中心に固定OFF
マップサイズ1.2
ズーム1
視野コーンの表示ON

「プレイヤーを中心に固定」をOFFにすると、マップ全体が常に同じ向きで表示されます。味方の位置とサイトの位置関係を把握しやすくなるので、コールを出す機会が多い方にはおすすめです。

ミニマップの「プレイヤー中心固定OFF」は、感度よりも先に真似する価値があると考えています。私自身、固定をOFFにしてから索敵の報告精度が明らかに上がりました。慣れるまで3日ほどかかりますが、コストゼロで得られる改善としては一番大きいです。
スミス(something)が使用するマウス・キーボード・モニターなどのデバイス一覧

スミスの使用デバイス一覧【2026年版】

スミス選手のデバイスは、2026年に入ってから大きく入れ替わりました。マウス・キーボードともに、ラピッドトリガーや磁気スイッチを備えた最新世代へ移行しています。

something(スミス)の使用デバイス
カテゴリ製品名主な仕様
マウスLogicool G PRO X2 SUPERSTRIKE約61g/HERO 2センサー/8000Hz対応
マウスソールEsports Tiger ICE純PTFE素材
マウスパッドLethal Gaming Gear Saturn Pro(RED/SOFT)布製・XLサイズ
キーボードPulsar PCMK 3HE TKL磁気スイッチ/ラピッドトリガー対応
モニターBenQ ZOWIE XL2586X24.1インチ/540Hz/TNパネル
ヘッドセットHyperX Cloud III53mmドライバー/DTS Headphone:X
マイクaudio-technica AT2040ダイナミック型・単一指向性
チェアSecretlab TITAN Evo(Paper Rexモデル)チームコラボモデル

モニターのXL2586Xは540Hz駆動という現行最速クラスのモデルです。ただ、これを活かすには相応のPCスペックが必要で、スミス選手はRyzen 7 9800X3DとRTX 5080という構成で運用しています。

デバイス情報の表記ゆれについて

マウスパッドはサイトによって「Pulsar製」と記載されていることがありますが、Saturn ProはLethal Gaming Gear(LGG)の製品です。キーボードも「PCMK 3」「PCMK 3HE TKL」と表記が分かれますが、同一シリーズのTKLモデルを指しています。

スミス(something)選手のプロフィールと経歴

something選手は、シンガポールを拠点とするPaper Rexに所属するロシア出身のプレイヤーです。日本では「smth」という略称から「スミス」の愛称で親しまれています。

something(スミス)選手のプロフィール
項目内容
ハンドルネームsomething(smth)
本名Ilya Petrov(イリヤ・ペトロフ)
生年月日2002年2月11日
国籍ロシア
所属Paper Rex(2023年3月〜)
ロールデュエリスト
主な使用エージェントジェット/ヨル/レイズ

日本での知名度が高い理由は、Sengoku Gamingでのプレー経験にあります。2022年5月から2023年3月まで国内リーグVCJに在籍し、その圧倒的な火力で一気に名前を広めました。

そのハイライトが、冒頭で触れたVCJ 2023 Split 1プレイオフのFENNEL戦です。5マップ通算136キルという記録は、当時のシーン最多キル。この活躍が評価され、2023年3月にPaper Rexへの移籍が発表されました。

主な実績
大会成績
2023VCJ 2023 Split 1 PlayoffsFENNEL戦で136キルの最多キル記録
2023VALORANT Champions 2023準優勝
2025VCT Masters Toronto 2025優勝
2025VCT Pacific 2025 Stage 2優勝・MVP
2026VCT Pacific 2026 Stage 1優勝
2026VCT Masters London 2026準優勝

Paper Rexはロールを固定しない攻撃的なスタイルで知られるチームで、スミス選手の自力でキルを取り切る能力はその戦術と噛み合っています。VCTのようなトップリーグの盛り上がりは、eスポーツの市場規模そのものを押し上げる原動力にもなっています。

スミスの感度を真似すべき?判断基準と乗り換え手順

正直に言うと、スミス選手の感度をそのままコピーして機能する人は多くありません。eDPI 464は、プロの中でも例外的な数値だからです。

ただ、向いている人が確実にいるのも事実です。判断基準を整理しました。

メリット

マウスパッドが狭い環境の方
デスクスペースが限られていて、大きく腕を振れない環境ならハイセンシは合理的です。

手首中心のグリップの方
指先・つまみ持ちで手首を軸にエイムするスタイルなら、eDPI 400前後は現実的な選択肢になります。

至近距離の撃ち合いで勝ちたい方
デュエリストでエントリーを担当し、振り向きの速さを最優先したい方には効果があります。

デメリット

腕でエイムしている方
ローセンシで腕を振るスタイルの方がeDPI464にすると、動作の基準が完全に崩れます。

ランクがゴールド帯以下の方
まずリコイル制御を安定させる段階です。eDPI 200〜300の範囲で固定するほうが伸びます。

オペレーターを多用する方
スナイパー中心の立ち回りでは、ハイセンシは不利に働く場面が増えます。

プロの感度は「答え」ではなく「その選手にとっての最適解」です。数値をコピーすることよりも、1つの感度を最低2週間固定して身体に覚え込ませることのほうが、エイムの安定には効きます。まずはeDPI 250〜300から始めて、そこから自分の方向性を探ってみてください。

よくある質問(FAQ)


スミス(something)選手の感度はいくつですか?

DPI 800・ゲーム内感度0.58で、eDPIは464です。振り向き(360°)は約28.2cmになります。スコープ感度は1.115、ポーリングレートは4000Hzに設定されています。

サイトによって感度の数値が違うのはなぜですか?

各サイトが情報を取得した時期が違うためです。スミス選手は感度を0.70から0.66、0.58へと段階的に下げてきており、古い記事では528や560といったeDPIが掲載されたままになっています。記事の更新日を確認するのが見分け方です。

eDPI464は初心者でも使えますか?

初心者にはおすすめしません。VCTプロの平均eDPIは260前後で、464はその約1.8倍にあたる例外的なハイセンシです。ゴールド帯以下の方は、まずeDPI 200〜300の範囲で固定してリコイル制御を安定させるほうが上達が早くなります。

マウスのDPIが800でない場合はどうすればいいですか?

「464 ÷ 自分のDPI」でゲーム内感度を計算すれば同じ振り向きになります。400DPIなら1.16、1600DPIなら0.29、3200DPIなら0.145です。eDPIが同じであれば、DPIが違っても振り向き距離は一致します。

スミスのクロスヘアコードはどこに入力しますか?

ゲーム内の設定からクロスヘアタブを開き、プロファイル横のインポートボタンにコードを貼り付けます。反映されない場合は、コードの前後に余計なスペースが混ざっていないか確認してください。

スミス選手が使っているマウスは何ですか?

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKEです。重量は約61gで、HERO 2センサーと最大8000Hzのポーリングレートに対応しています。マウスソールにはEsports Tiger ICEを組み合わせています。

なぜ「スミス」と呼ばれているのですか?

ハンドルネーム「something」の略称である「smth」が「Smith」のように読めることから、日本のファンの間で「スミス」という愛称が定着しました。海外では「smth」表記が一般的です。

スミス選手の試合はどこで見られますか?

VCT PacificおよびMastersなどの国際大会が、TwitchとYouTubeで公式配信されています。Paper Rexは優勝候補として扱われることが多く、ブックメーカーのVALORANT賭けでもオッズが注目されるチームです。

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Shin-ya Matsuda

松田慎也です。慶應義塾大学でメディア・コミュニケーション学を学び、学生時代からeスポーツサークルの運営に携わってきました。ゲーム専門メディアでの記者経験を経て、2025年からesportstars.ioでコンテンツライターとして活動しています。VALORANTとLoLを専門に、戦術分析や選手インタビュー、大会レポートを執筆。現役プレイヤーとしての視点と業界知識を活かし、初心者から上級者まで楽しめる実践的な記事をお届けしています。